リラックスとアロマテラピー~切り替えが肝心~
先日、NARD JAPANアロマアドバイザーコースのレッスンでした。
レッスンでは、バスオイルを作りました。よい香りのバスオイルでご家族にも好評だったようですよ。
アロマテラピーと言えば、“リラックス”という言葉を浮かべる方も多いのではないでしょうか。
リラックスは、アロマテラピーの得意分野と言っても過言ではないですね。(^^♪
さて、みなさんはリラックスしているときと、緊張しているとき
カラダの中ではどんなことが起こっているかご存知ですか?
☆「リラックスしている状態とは?」
リラックスとは呼吸や心拍がゆっくりとしていて、からだの力が抜けている状態です。
この状態は、自律神経系の副交感神経が優位になっている状態を指します。
人間のからだは遅滞なく、24時間無意識下で絶妙なバランスでいろんな働きをしてくれています。
その働きを知ると、驚くほど緻密で、繊細な素晴らしい世界です。
「カラダさん、ありがとう~。」
「自分ってすごいポテンシャルなのね」と思わずにはいられません。
その働きをスムーズに行ってくれているのが、神経系では自律神経の交感神経と副交感神経です。
この二つの神経が、まるでonとoffの切り替えスイッチのように、
カラダの外(気候、環境、場面)のあるいはカラダの中(内臓、免疫など)の状況に応じてスイッチのように切り替わり、カラダのあらゆるバランスをとってくれています。
例えば。。。昼間バリバリと仕事をこなしているときは、交感神経が優位、
→(心臓バクバク、目がぎらぎら、呼吸が浅く早い) ※( )わかりやすく誇張しています
夜、帰宅してゆっくりくつろいでいるときは副交感神経が優位となります。
→(心臓ゆっくり、目がとろん、呼吸ゆっくり)
動物のネコであったら、敵に立ち向かうとき、あるいは危機に瀕した時は交感神経優位
→(毛を逆立てて、瞳孔が開いて、臨戦態勢)
ゆったりと伸びをしたり、くつろいでいるとき、甘えているときは副交感神経が優位となります。
→(のんびり脱力、にゃあ♡ゴロゴロ)
カラダは、昼に活動し、夜に休息をとるというのが、人間本来の体のリズムですが、
現代は昼も夜もない24時間の生活かつ、仕事中心の生活など自律神経のバランスを乱す要因が多くあります。
このような生活は休息の時間にリラックスしにくい、常に緊張状態などのストレスがあり、
不眠、免疫力低下、気持ちの落ち込みなどココロとからだへの影響が大きいと考えられます。
そこでonとoffを意識的にしっかりとるということが、自分自身の心身の健康を維持するための対策で重要となります。
☆「意識的にリラックスする」
実は、リラックスしているようで、していないということがストレスの多い方によく見られます。
以前の私がそうだったのですが、何も仕事など緊張するような状況でない時に、肩や口元に力が入り全然リラックスできていないということがありました。また、睡眠の状態もあまりよくありませんでした。
休息の時間はとっていても、しっかりリラックスできていないということがわかり驚いたことがあります。
そこで、「意識的にリラックスする」ということが重要になってきます。
さて、意識的にリラックスすると言われると、皆さんはどんな方法を取り入れていますか?
呼吸法、マインドフルネス瞑想、ヨガ、入浴タイム、エステ、ボディトリートメント、
山や海などへドライブ 温泉、旅行、気の置けない友人・家族との会話、音楽、カラオケ‥等。
まだまだ、沢山いろいろな手法がありますね。
その中でも、「いつでもどこでも」「自分だけでもできる」方法を見つけておくと、
大変重宝します。
呼吸法や、マインドフルネス瞑想法が近年、流行しているのはこの点が素晴らしいことにもあります。
☆ストレスが多いと、深呼吸がしにくくなる?
緊張状態にある時、息をひそめていつの間にか息を止めていることがあります。
今の皆さんはどうでしょうか? そんなことはありませんか?
何かに夢中になっていたり、考え事をしていると息が浅くなっていることがあります。
私は、以前は頻繁にありました。今でも時々あります。
息が浅くなり、息を止めていること。。。。
それに気が付いてから、意識的にゆっくりとした深い呼吸を行うことをするようにしています。
リラックスするためには、意識的に深い呼吸をゆっくりするとよいことはわかっていますが、
あまり緊張状態だと深いゆっくりした呼吸ができなくなることがあります。
そこでお勧めしたいのが、自分の好きな香りをゆっくり嗅ぐこと。
深呼吸したくなるような環境に身を置くこと。
これは、緊張でガチガチ、深呼吸すらしにくくなった方にはおすすめの方法です。
この香りは好きな香りということがポイントで、本能的に心地よいと感じることが大事なんです。
アロマテラピーで使用する天然精油は、自然のめぐみ、調和がとれたいろんな香りがあり、かつ精油の心地よさを考えて選べるという点において優れていています。
緊張で肩の力が入り、息をひそめながら呼吸している方、
好きな香りで、力を抜き、深い呼吸ができるようにアロマテラピーを生活の中のツールの一つにしてみませんか?
☆まとめ
・現代はストレス過多社会、24時間の時代。自律神経の切り替わりを乱す要素が多い。
リラックスを意識的にとることが大事。
・リラックスとは自律神経の副交感神経が優位な状態の事を指す。
・副交感神経を優位にするには、いろいろな手法があるが深呼吸(呼吸)は有効である。
・緊張状態だと深呼吸さえもしにくいことがある。そこで、良い香りを活用すると良い。
・リラックス効果を期待して、アロマテラピーを生活の中の一つのツールとして活用。
この時のポイントは好きな香りを。また、自然のめぐみ、調和のとれた精油を選ぶ。
☆おわりに
NARD JAPANアロマテラピーカリキュラムでは、身体の働きや仕組みを学びテーマに沿って
精油を選ぶことができるプログラムになっています。
精油の香りの「香りが良い」、「心地が良い」という事を大事にしながら
精油に含まれる成分のに着目して期待される効果からもアプローチします。
「アロマテラピーを楽しく日常生活に活かす」を学ぶのがアロマアドバイザーコースです。
精油の勉強だけでなく、自分のからだの仕組みを知る良い機会になります。
自分をいたわる手当ての方法としていかがでしょうか。
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