ケモタイプアロマテラピーとは?


ケモタイプと聞くと「いつものアロマテラピーと違うの???」となる方もいるかもしれません。

ケモとは「化学」という意味。なので。ケモタイプアロマテラピーとは「化学種」のアロマテラピーということになります。

それで、なぜあえてケモタイプアロマテラピーと言っているのか?

その疑問を解決する前に、アロマテラピーというものについてお話します。


あなたは「アロマテラピー」とはどんなものだと知っていますか?


いろんなイメージがあるかもしれません。


◇アロマテラピーとはなんであるか

植物が作り出した天然化学物質を抽出した『精油、ハーブウォーター、植物油』を活用する療法です。

特に精油のイメージの強いアロマテラピーですが、ほかに、ハーブウォーター、植物油もあるんですね。

その中でも。精油は、ポピュラーな材料です。

この植物から抽出した香りのエッセンスを『精油』あるいは『エッセンシャルオイル』と言います。


人々が精油の「いい香り~」と、かおりを嗅ぐとき、

精油はこんな状態です。

・瓶の中は液体

・香るとき、目には見えないものとなっている

・なぜなら、揮発する物質となっているから

・しかも。香っている物質は、分子で、一つじゃない。たくさんの物質(分子)が香っている


間違っても。

100円ショップ、芳香剤、柔軟剤に入っている香り成分とは同じだと思わないでください(笑)

香りの成分は『香りの分子』でできていて、この分子は、人工的に作り出すことが可能です。

これらのものは、アロテラピーで使うものとは全く別のものです。いい悪いではありません。

でも、アロマテラピーでは使いません。


違いはここです。

アロマテラピーで活用する精油は、『植物からとった天然の香り分子の集合体となります。


◇植物はなぜ香りの物質を作るのか?

この植物から採取される『天然の香り分子の集合体』は、自分で動くことのできない植物がその土地で『生きるための戦略』として香りの成分を作り出します。毎年、日々、気候は常に変化し、同じということはなく、土壌も選ぶこともできません。まさに置かれた環境、状況で生きるしかありません。

なので。

毎年同じ植物であっても、同じ香りのものをつくるということはないのです。

精油を採取し、分析すると。同じ種類(学名)の植物から、抽出される香りの分子、配合量は異なることが分かっています。お米、ワインなども、同じ品種であっても毎年同じ出来栄え、味ということはありませんよね。それと全く同じです。


◇ケモタイプ精油、なぜそのことが大事なのか?

例えば、あなたが「リラックスしたい」と思っているのに「リラックスを期待するにはちぃっっと不向き」という精油は選びませんよね?

そう、くどいですが、植物は、気候や土壌、風土によって作る香りの分子を変化させます。

また。ひょっとしたら、同じ仲間で交配して新しいタイプが生まれるかもしれないし。


つまり。もし仮に「ラベンダー」という名前だけで、選んだとしたら。


その「ラベンダー」にリラックス効果に期待できる成分がちょろっとしか入っていなかった・・・ということになるかもしれません。(プラナロムはラベンダーだけで8種ありますから(^^♪)

そう~それがわかればそのちょろっとしか入っていないのは選びませんよね。


◇ということで。


ケモタイプアロマテラピーは、この点を考慮して

分析した精油がどんな成分構成されているのか検証した精油を使用するというものです。

リラックスを期待したいなら、リラックスの期待できる成分を含んだ精油を選ぶ、

そういうことになります。


◇おわりに

日常のちょっとしたケアにアロマテラピーを。そう考えたとき、アロマテラピーでどんなことをしてみたいのか?そのことを考えるのは学ぶ場所を選ぶ基準になります。もし、あなたが健康管理法に役立てたいと考えるなら、ぜひケモタイプアロマテラピーに触れてみてはいかがでしょうか?


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