ケモタイプ精油って何?

こんにちは、鹿児島のアロマスクール&サロン ミチュールです。(^^♪


アロマテラピーで使用する精油の中に、ケモタイプと記載されているのを見たという方からのご質問です。

Q:「ケモタイプとかかれている精油と、書いていない精油。ケモタイプってなんでしょうか?」

A:ケモタイプというのは化学種という意味です。

このケモタイプを知るには、まず精油というものがどんなものかを知る必要があります。

アロマテラピーで使用する精油は香りの物質の集合体です。

香りは一つの物体ではなく、いろんな物質が重なり合ってひとまとまりの香りになっています。
植物が香りの成分を作るのは植物の生きるための戦略と言われています。

植物は動物のように動き回ることができません。その土地の気候、土壌、環境によって必要な成分を自ら生み出しています。そのため、同じ学名の植物であっても植物に含まれる成分や成分の構成比率が大きく異なる事があります。
同じラベンダーの精油でもメーカーによって香りが違うのは、このためですね。

そして、精油の中の成分一つ一つにそれぞれ作用があります。ただ、どう作用するのかよくわかっていない成分もあります。

このことからもアロマテラピーで使用する精油は単に香りが良い、というだけでないことがわかります。

精油の産地や、植物の種類、含まれている成分にばらつきがあるということは、アロマテラピーを行う上でとても考慮する必要がありますね。

ということで、ケモタイプ精油を表現すると。。。。

植物に含まれている成分を化学的に分析して特徴的な成分の含有率で植物を分類固定するという考え方となります。少し難しい表現ですね。。。

  身近な植物で言うと、同じお米であってもコシヒカリやあきたこまちなど種類があって、味や風味も産地によって異なりますね。
コシヒカリ・魚沼産とか 
ラベンダーだけでも、ケモタイプ精油だとアングスティフォリア、スピカ、スーパー、ストエカスなど種類が豊富です。香りの印象も全く違うものとなり、含まれる成分、構成比率が異なり、そのため使うシーンもそれぞれに異なります。

“ラベンダー精油”  と表現される精油が実はこんなにたくさんあるんですね。(^^♪

 そして、精油の成分分析で、内容や成分の構成比率をしっかり確認して使用する重要性を提唱、実践するアロマテラピーをケモタイプアロマテラピーといいます。  

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